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15歳男子のリアルな日常 スマホを失くした次男

スマホ 子育て

次男がスマホを失くしました。

 

家の中を探しても無い、バッグ、ポケットの中を見ても無い。

 

スマホ(10万円で購入)を失くすなんて。。。。

 

・・・・・・母の絶望感はすごい。

落ち込む女性

本人はというと、見た目からして落ち込んでる様子はあまりない。

 

 

かくして真夜中にスマホ大捜索が始まった。(おおげさ)

 

 

次男は塾へ行くときいつもスマホを持っていく。

そして、スマホをいつもポケットに入れている。(オイ)

これに母の私は問い詰める。

「バッグに入れておかないとだめでしょ」

 

しかし次男曰く、

 

「ポケットが深いから落ちるはずがない」

 

 

・・・。

 

 

現に失くしてるではないかっ!

 

「多分家にある」

 

という次男の主張。

いつもポケットに無意識に入れてそのまま塾へ行くらしく、この日もポケットに入れたかどうかの記憶がないらしい。

無意識な行動っていうのは、確かに日常であることなのでそれについてはこちらも文句は言わない。

一通り探してみるもやはり見当たらない。

 

長男の様子を見ると、事の事態にへらへら笑ってる。(兄弟なんてこんなもん)

 

「○○(次男の名前)スマホ失くしたんだ~」

 

と長男。

 

 

なんだか 喜んでるんじゃないでしょうね。。?

 

それはさておき、まず私のスマホから次男のスマホへ電話をかけてみる。
誰か拾っていたら出てくれるかもしれない。

 

 

淡い期待を抱く母。

 

 

・・・・・・。

 

 

 

繋がらない。

 

 

女性の音声で、つながらないと言った内容のアナウンスが流れる。

 

次男に尋ねてみる。

「スマホの電源切ってた?」

 

 

「切ってないと思う」と次男。

 

普段ほとんどスマホの電源は切ってないという。

 

となると、考えられるのは以下のこと。

  • 落とした時のはずみで電源が切れてしまった可能性
  • 誰かに踏まれた、あるいは何かの衝撃があってスマホが壊れてしまった可能性
  • 圏外にある可能性(誰かが拾い圏外の場所へ移動している)
  • 故意に電源が切られた
  • たまたま次男がスマホの電源を切っていた可能性(本人は切ってないというので これは可能性から外れる)

時間を空けて電話してみても、一向に電源が入ってくれない。

もし誰かが拾ってたら、持ち主が電話してくるかもと思って電源は入れたままにしとくと思うのだが。。。

 

次男に聞いてみる。

 

「充電どのくらいあったか覚えてる?」

 

 

「12%くらいじゃね?」

 

少なっ!

 

 

これは、もしかしたら誰かが使ってたらあっという間に充電が切れてる可能性もある。

 

電源がつながらないのは、使い切ってしまったため繋がってないのかも。

でも、もし拾ってる人がいたとしたら、家に持ち帰ってるはずだろうから、手持ちの充電器で充電すればつながるとは思うが。。。

などと、性善説を信じ、拾った人の可能性に期待する私。

 

しかし、考えても埒が明かないので、この日は寒かったけど外に出て塾へ向かう経路に落ちて無いか、探しに行くことにした。

一人で探してほしかったけど、夜中だし、今は男の子も危ない目に合う物騒な時代。

なので一緒に外に出る。

きっとこの子も見た目は平静を装っているが、実際はかなりショックを受けているだろう。

 

そう内情を汲み取りながら、暗い道の、本人が歩いたと思われるところをくまなく一緒に見る。。

夜中で真っ暗だったから、次男は家にある懐中電灯、私は自分のスマホのライト機能をONにして探してみた。

 

…見つからない。

 

仕方なく家に帰り、もう遅いので明日警察に届いてるか聞いてみよう、ということに。

 

次男の持ってるスマホはiphone。
夫のスマホでだかパソコンでだか、遠隔操作でスマホの場所を特定できる機能というのがあるらしい。
私はAndroidなので分からず、その辺は夫に任せることに。

しかし数十分後、夫から帰ってきた答えは、

 

「できなかった」

だった。

 

ところで、ここで疑問に思った人もいるだろう。

悠長に、夜中だからって探すのやめてしまって、もし誰かにスマホいじられてたら個人情報が!!課金されちゃう!!、、などなど。

失くしたと知った時、私もまずその心配が一番だった。
なので次男に確認してみた。

すると次男、普段はちゃらんぽらんでありながら、スマホに関しては30秒でロックがかかるように設定してあったらしい。

 

 

 

エライ!

思わずそう言ってしまったが、すぐにそれを取り消すことにした。

いや、褒めている場合ではない。スマホを失くしてるんだから(-_-;)

 

なので、万が一第三者にスマホを取られたとしても、ロックは外せないだろうから操作することはできないだろう。。

 

 

とはいえ、分解したりして部品を高く売る人もいるだろうし、、、

それにロックがかかる30秒以内にもし拾ってる人がいたら、すぐに操作されてしまってる可能性もある。

 

色々考えると心配は尽きない。

そして、外での捜索から帰って次男はお風呂に。

 

お風呂から上がると次男はゲームをしていた。

 

 

。。。。

 

 

ま、まあゲームすれば気もまぎれるよね(;^_^A

 

 

私だったらゲームをしてる余裕などない気がしなくもない。

 

そんなこんなでとりあえずその日は、あまり考えないようにして眠りにつきました。

 

次の日、次男は高校が休みだったので、すぐに最寄りの交番へ向かいました。

 

少しすると、交番から帰ってきた長男。

早かったね、と私が言うと、

「交番やってなかった」

とのこと。

 

9時過ぎに出ていったから、交番やってると思う。。。というか交番て24時間開いてるというか、閉まってない気がするけど。。。

と聞いてみると、中に誰かいる様子はなく、交番のドアに「確認中」という張り紙が貼ってあったらしい。

 

「巡回中」とか「休憩中」とかならわかるけど、「確認中」という謎の張り紙。

 

次男はその張り紙と中の様子から、交番やってないんだ~と判断して帰ってきたもよう。

 

そこで気を取り直し、交番の連絡先をネットで調べてみた。

しかし交番の直通の番号がネットには載っておらず、住んでる市の警察署が窓口となっていたので、そこへ連絡してみることに。

受付の人が出て、交番に携帯が届いてないか確認したいと伝えたところ、「こちらの警察署が窓口なのでこちらで確認いたします」とのこと。

次男が、警察の人に失くしたスマホの特徴などを伝える。

そして次男が何やら返事をしてる。
「はい、はい。ケースの色は青です。カード入れの所には、塾のIDカードがあります」

などと警察からの問いかけに答える次男。

次男は続けて答える。

「はい。あ、マイナンバーも入ってますか?あ、入れてたかもです」

 

 

 

「っおいーーーっ」

 

そんな大事なもの入ってるなんて、昨日は言ってなかったじゃないの!!

私が何か言おうとするのを、目の前に手をかざして止める次男。

 

・・・。

 

そのあとも警察とやり取りをしばらくしてる次男を、固唾を飲んで見守る私。

 

すると次男の表情がパッと明るくなり、「あ。届いてますか?わかりました!取りに行きます!」

 

という次男の声が。

電話が終わった次男に話を聞くと、昨日の夜のうちにすぐに署の方に届いてたとのこと。
交番からすぐに夜中のうちに市の警察署に移送されたんだって。

 

後で取りに行ってくると次男。

 

警察の対応早いっ!!

そして拾ってくれた方、どこのどなたか存じませんが、本当に助かりました!ありがとうございます!

 

この場をお借りしてお礼を伝えさせていただきたい(#^^#)

 

警察署まで自転車で行ける距離なので、次男は場所を確認しすぐに自転車に乗ってスマホを受け取りに向かいました。

その際の持っていくものは身分証として学生証。

 

そしてしばらくして、警察から帰る次男から、手元に戻ってきたスマホからのLINEが入る。

「傷一つ付いてない状態だった。」

とのこと。

マイナンバーカードも塾のIDカードも入ったままだったらしい。

そしてそのあとに続いた言葉が、「ちょっと本屋に寄ってから帰る」とのこと。

すっかり安心したよう。

 

今日は学校休みなので、まあよしとしよう。

 

こっちこそ胸をなでおろしたよ。。。

見つかってよかった。。。。

 

夕飯の支度をしている時、ふと一つ疑問が残った。

 

「・・・・・なぜ電源が入ってなかったんだろう」

 

次男はスマホの電源を普段は消さないと言っていた。

 

そして、私が何度も次男のスマホにかけた時、実は最初にかけた時だけ一瞬繋がったような感じがしたけど、その瞬間にぷつっと切れてしまったのだ。

後でそんなことを思い出したが、真相はもうわからないし無事戻ってきたからいいけど。
もしかしたら、警察は紛失物として届いたスマホをむやみに受電しない、という決まりでもあるのかな、と思った。

たしかに持ち主の知り合いからの電話であれば、勝手に取れないだろうし。

そして、拾ってくれた方は、謝礼を辞退されたとのこと。

 

昨日の夜失くしてから、あっという間に警察に届いて手元に戻ってきたのは、日本だったからあり得ることなのかもしれないけど、これが海外なら取られてる可能性が非常に高かったと思う。
つくづく日本人てすばらしいな、と思った。

 

そう感慨深く思いながら、ひと段落ついてほっとしたのでありました。

ーーーが。

 

その2日後に、次男は39度の熱を出したのでありました。

やっぱり子どもながらに心労がたたったのかな(;^_^A

こちらの記事へ続く ↓

新型コロナウィルスの疑いで病院へ
昨日の朝、次男が起きてすぐ頭痛と発熱を訴えてきました。 熱を測ると38.5度。 コロナをすぐ疑い学校へまず欠席の連絡をし、すぐに近くの病院へ連絡しました。 我が家では今までコロナに誰もかかっていなかったため、現在のコロナ対応をどうするべきかきちんと把握しておらず、すぐかかりつけの内科へ連絡。

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