クレヨンしんちゃんは教育に良い?悪い?親子で楽しむためのポイントを解説
みなさんこんにちは!
長きにわたり、子どもから大人まで根強い人気で放送されている「クレヨンしんちゃん」。
「クレヨンしんちゃん」は、教育に良くないとの意見がある一方で、親子で一緒に楽しむことで学びや絆を深められるアニメです。
この記事では、しんちゃんの教育的価値や問題点、安心して子どもに見せるための方法を私自身の体験を交えながら解説します。
記事の後半には、クレヨンしんちゃんの動画配信サービスやオススメ関連商品を紹介しているので、そちらを観たい方は「目次」から飛んでください。
1.クレヨンしんちゃんとは?
『クレヨンしんちゃんとは』
・幼稚園に通う5歳児の男の子、野原しんのすけこと「しんちゃん」の、家族や友達を巻き込んでの日常をコミカルに描いた臼井義人原作の漫画。
・1990年から「漫画アクション」で連載。
・アニメでの放送はテレビ朝日系列で1992年から始まり、放送開始から日本中、いや今や世界中で愛され続けている。
こんな世界中で人気を誇る「クレヨンしんちゃん」ですが、一方で放送開始当初から、「クレヨンしんちゃん」が「子どもに悪影響があるのでは?」という意見も根強くあり、私自身もたびたび耳にしてきました。
「クレヨンしんちゃん」が批判される理由
母親を「みさえ」と呼び捨てにするなどの言葉遣い
しんちゃんは自分の母親に対して「みさえ~」と呼び、外でもどこでもお尻を出して「ブリブリ星人」とふざけていたりします。
最近では「かあちゃん」と呼んでいますが初期の原作漫画やアニメでは、この母親に対して5歳時のしんちゃんが呼び捨てで呼ぶことが原作でも多く、これが特に話題となり、世間でかなりのバッシングを受けていました。
公共の場でおしりを出す下品な行動
しんちゃんと言えば「ぶりぶり〜っ」と言ってアニメ上の架空のキャラ「ケツだけ星人」のマネをして、おしりを出しながら左右に激しく動く行動が有名。
これを親は、「真似したらどうしよう」と思ってしまうのです。(少なくとも実際に外でやってる子を、今まで見たことはありません^^;)
大人にタメ口で話す生意気な態度
しんちゃんの幼稚園の先生や町中の大人に対しても、子供らしからぬエラそうな振る舞いや、生意気な言葉遣いを連発。
と、このようにこれらのしんちゃんの振る舞いが物議を醸し、教育上良くないアニメとして大人が昼夜問わず議論する番組(TV◯ックルでした😅)まで現れていました。(今思えば真面目にアニメに対して大人たちが討論してるのを想像するとおかしく感じますが☺💦)
しんちゃんへの苛立ちから魅了されるまで
しんちゃんには、一見大人がイラッとする場面が数多くあります。
よっ!と声をかけてくる挑発的な態度
しんちゃんは「こんにちは」と挨拶せず、「よっ!」とか「やあっ!」という生意気な話し方や振る舞いをします。
しんちゃんが放送されて間もない頃は、私も正直あまりいい気分がしませんでした。
どちらかというと「生意気なガキが!」と、アニメのキャラなのに妙にイラッとしてしまっていたんです💦(しんちゃんファンの方すみません)
言葉や行動の自由さ
しんちゃんは人懐っこさも相まって、色んな人に初対面でも町中で平気で声をかけます。
そこが屈託ない5歳児らしさなのですが、しんちゃんは、その人を瞬時に観察し、干渉したり的確なダメ出しをしてきたりします。
実際見知らぬ子どもにそんなことされたら癪に障って仕方がないですね(笑)
声優さんの独特な声と話し方
しんちゃんを演じる声優さんの独特な声や話し方も生意気さを際立たせています。
でも、今となってはあの声以外のしんちゃんは考えられないほどハマってますよね。
近年は声優さんが交代しましたが、違和感感じること無く世間のイメージ通りのしんちゃんを見事引き継いで演じてくださってますね(^^)
クレヨンしんちゃんの魅力
しんちゃんの数々の特徴に苛立ちを感じつつも、ある日私は10代の気まぐれで、なんとなくアニメを見てみようと思い立ち鑑賞してみることにしました。
そして観始めてみたところ・・・、その面白い世界観にすっかり魅了されてしまったのです。
そして、しんちゃんには教育的に問題があるとされる部分がある一方、親子揃って学びや気づきを得られるメリットがたくさんある、魅力が満載のアニメであることに気づきました。
家族愛と友情の大切さ
「クレヨンしんちゃん」には、生意気で自由な言葉遣いや行動の裏に、家族や友達を大切にする温かいメッセージが詰まっています。
1. 家族愛が描かれるエピソード
しんちゃんの振る舞いに時折イラっとする場面もありますが、家族の絆を感じさせるエピソードでは、思わずほろりとする展開が多いです。
2. 短時間での感情の起伏を楽しめる構成
10~15分という短い放送時間で、起承転結がしっかり成り立つストーリーは、まるで4コマ漫画のようなテンポの良さが魅力です。
3. キャラクターの親しみやすさ
強烈な個性を持つキャラクターたちは、現実の日常に当てはめると意外と身近に感じる存在ばかり。彼らの行動は、人間の本質的な部分をコミカルに描き出し、共感を呼びます。
魅力的なキャラクターたち
「クレヨンしんちゃん」に登場するキャラクターは、それぞれの個性が誇張されて描かれています。
それが、時に笑いを誘い、時に「自分の周りにもいそう」と感じさせる親近感を生みます。
では簡単にしんちゃん以外の個性的なキャラを一部紹介☆
しんちゃんの母親・みさえ
主婦としてのリアルな行動や考え方が描かれ、日々育児にあくせくしたりちょっと手抜きをするところは、主婦や育児中の親からみても頼もしい存在。
まつざか先生
しんちゃんの幼稚園年長組の先生。
スペックの高い男性を追い求める貪欲な性格や、子どもに対して本音を隠さない姿は、人間臭さがにじみ出ています。
売間久里代(うりまくりよ)
主婦をターゲットに商品を売りまくるセールスレディ。
しんちゃんの家に商品を売りつけることに人生を捧げてる。
失敗してもリベンジし続ける姿は、もはや執念を超えたプロ魂を感じずにいられない。
日常の出来事をドラマチックに描く
しんちゃんに登場するそれぞれのキャラクターが、何気ない日常の中で騒動を引き起こすたび、「次はどんな展開になるのか」と期待感が高まります。
しんちゃんの世界にイジメはない!みんなが自由に生きられるヒント
「クレヨンしんちゃん」の世界には、いじめがほとんど存在しません。それが、この作品の大きな特徴の一つです。
いじめを超えるユーモアと展開
唯一登場するいじめっ子・通称「チーター」は、しんちゃんをからかおうとする年長さんですが、結局はしんちゃんに振り回されてオチがつく展開がほとんどです。この一連の流れが視聴者にスカッとした気持ちを与えます。
しんちゃんが教える自由とは?
しんちゃんの世界では、個々のキャラクターが自由に振る舞い、その個性を尊重し合っています。
「いじめのない世界」とは根本的にこういう世界なのではないか思います。
「罪を憎んで人を憎まず」という言葉がありますが、正しいこと、間違ってることを確認し合いながらも互いの個性は認める、しんちゃんの世界はそういう世界で成り立っているのです。
しんちゃん世代の子どもはどう育った?アニメの影響とは
「クレヨンしんちゃん」を観て育った子どもたちは、どのような大人になったのでしょうか?
幼児期にアニメや大人の言動を真似るのは自然なことですが、成長とともにその影響はどのように変化するのでしょう。
言葉遣いと行動
幼児期には、大人やアニメの真似をしながら成長するのが一般的です。しかし、成長するにつれて興味は移り変わり、言葉遣いも年齢にふさわしいものへと自然に変化していきます。
例えば、「オラさ~」や「ブリブリ星人~♪」といったしんちゃんの言葉遣いを、大人になっても続ける人を見かけたことがあるでしょうか?実際にはそういう大人にはほとんどの人がなりませんよね。
セリフは「お遊び」の一環
私自身子育てを経験してますが、子どもたちはしんちゃんの言葉や振る舞いを小さい頃はよく真似ていました。
しかし、基本的にそれは「お遊び」の一環で、仮面ライダーなどの戦隊モノの決め台詞を真似るのと同じ感覚です。
成長する中で、子どもたちはアニメと現実の違いをしっかり理解していきます。
しんちゃんは頭がいい − その理由
一見自由奔放なしんちゃんですが、その奔放さには賢さを感じるものが多々あります。
観察力
ちょっと知り合っただけで相手の意図や性格を見抜く観察力の鋭さには目を見張ります。
他人への気遣い
本当に困ってる人を見逃さず、面倒だと思いながらも助けてあげる優しさ、そして解決の糸口を偶然見つけることも。
器用さ
自らのおしりでスポーツすることや、着ぐるみを着て木登りをする身体能力など器用さは、地頭の良さにもつながってると感じます。
安心して見せる工夫と対策
ここまでしんちゃんの紹介と教育にむしろいいという説明をしてきましたが、それでも子どもに見せていいのか不安を感じる方もいるかもしれません。
ここではしんちゃんを観るにあたり、親子の絆を深め安心して見れる方法をお伝えしていきます。
一緒に視聴して親子で楽しむ
アニメを一緒に見ることで、子どもが何を感じているかを共有することができます。
一緒に笑ったり感動することで、親子の絆が深まるでしょう。映画は笑って感動するものがたくさんあるので特にオススメです。
良い部分を話題にする
しんちゃんが見せる家族愛や友情について話し、「こういうところが素晴らしいね」と子どもと意見を交換するのがおすすめです。
悪い部分はその場で指摘
下品な言葉や行動を真似してしまった場合は、その場で「アニメだから面白いけど、現実では控えようね」と軽く注意してあげると良いでしょう。
まとめ:しんちゃんは家族で楽しめる良いアニメ
「クレヨンしんちゃん」は教育的に良い面も悪い面もありますが、それ以上に家族愛や友情を描き、いじめのない自由な世界を提供してくれるアニメです。
親が一緒に視聴することで、安心して楽しめると同時に、親子の絆を深めるきっかけにもなります。
しんちゃんとその個性的なキャラたちの日常や非日常を一緒に見て味わうことで、最終的にはその世界観に心を奪われること間違いありません。
『クレヨンしんちゃん』を視聴するなら?
現在、『クレヨンしんちゃん』のテレビシリーズは以下の配信サービスで楽しむことができます。どちらも特徴が異なるので、自分に合ったサービスを選んでみてください!
1. ABEMA
配信内容
最新エピソードを含む多数の作品を配信中。
特徴
テレビ感覚で気軽に視聴可能!しんちゃんの最新エピソードがすぐ楽しめます。
おすすめポイント
スマホやPCから無料でも視聴可能(一部有料コンテンツあり)。
👇️ABEMAで『クレヨンしんちゃん』を視聴する
2. Hulu
配信内容
毎月エピソードが入れ替わる形式で、常時約54話を配信中。
特徴
過去の人気エピソードをじっくり楽しみたい人におすすめ!
おすすめポイント
定額でドラマや映画も楽しめるので、家族みんなで使いやすい。
👇️ Huluで『クレヨンしんちゃん』を視聴する
どちらを選ぶ?
最新エピソードが見たい方 → ABEMA
過去のエピソードをじっくり楽しみたい方 → Hulu
どちらも魅力的なサービスなので、しんちゃんの世界を存分に楽しんでください!
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