みなさんこんにちは!
仕事がツライと思うときは誰にでもありますよね。
今回は、そんな風に感じたとき、いったん辞めるという極端な考えはここでは最終手段にとっておいて、今の職場での乗り切り方や考えの切り替え方を教えます。
仕事がツライと思った時の乗り越え方
趣味を見つける
趣味にある程度お金がかかる場合、「今やっていることは、趣味のお金を得るために頑張っている」と割り切りましょう。
その仕事がなければ、やりたかったことをするお金は手に入らないのですから、趣味をするための仕事だと思うことで乗り切ることが出来ます。
将来何かの役に立つという未来への投資だと考える
今がツラくても、現在には必ず未来がつながっています。難しい仕事や、きつい仕事は自分の未来への投資になります。
今やってる仕事でしか役に立たないものなど存在しません。
どのように役に立つのか、それは別の形で現れて自分では気がつかないかもしれません。
ですが今やっていることは、必ず別の何かでも役に立つ日が来ます。
なので、その自分の未来の投資として乗り切りましょう。
誰かに話すネタになると割り切る
少し人間のイヤな部分が見えるかもしれませんが、人は誰かの辛い話に興味がわくものです。
幸せな話より不幸話の方が皆さん聞きたがります。
また、辛い話の内容は、自信が経験してるだけでなく、その話した相手も似たような経験が過去にあるかもしれません。
そうすると、共通点が見つかりさらに話した相手と親しくなるかもしれません。
また、理解ある友人や家族なら、慰めてくれて嫌な気持ちが和らぐ可能性もあります。
話す相手を選ぶ必要がありますが、誰に話せば気持ちが楽になるか判断付かない場合は、SNS上で辛い気持ちを吐露するというのも一つの手です。
悪口を書いてしまうのはダメですが、自分がため込まないことが大切です。
嫌な気持ちを吐き出すことで気持ちが楽になるのなら、話したり、逆にネタとして話題に尽きない人となれば、より人脈が広がる可能性もあります。
自分にご褒美を与える
頑張った自分にご褒美、なんてよく聞きますが、私も結構それをするタイプです。
あえて自分に忍耐を課せて乗り切ろうと頑張りすぎると、無理をしすぎて、ある日プッツリと電池が切れてしまう、ということもあります。
時々、自分に甘くするというのは、長く自分が元気でいるために必要なことなのです。
仕事を休めない、状況を打破できなくて耐えるしかない時は、なんとか方法を考えて、自分が時に気持ちが楽になる、喜べる、楽しいと思えることを自分に与える必要があります。
たとえば
- 体力的にきつくて、体が凝り固まっている人ならマッサージを2か月に1回受ける
とか、
- スイーツなど甘いものが好きな人は、週の終わりには大好物のスイーツを買う
など、メリハリをつけて自分を元気づけチャージしてあげましょう。
自分の中で期限を決める
少し前までは、仕事への姿勢として、就職したらそこで一生働き会社のために頑張らなければいけない、という考え方が風潮としてありました。
しかし、現代では働き方や仕事の種類も格段に増え、以前に比べて自由度も高いです。
副業や転職が珍しいことではなくなっています。
これからはさらに、一つのことを極めるよりも、いろんな分野で経験を積むことの方が、人生の選択肢も広がり、人としても成長できるというとらえ方に変わってきています。
なので転職が当たり前に受け入れられる社会になっていくことが予想されます。
転職する、という行動は勇気がいることですが、辛い環境でありながら、そこにずっといる、いなければいけないと、そう思うだけで、先が見えない、不安になり明るい未来など想像できなくなってしまいます。
そんな状況は精神的にも良くありません。
例えば「2年頑張って今の仕事に詳しくなったら、同じ業種のところに転職しよう!」という風に考えれば、2年先は今の状況を脱している自分が想像つくので、気持ちも前向きになります。
2年が厳しいと思うのであれば、1年、いえ、ひとまず3か月でもいいです。
とりあえず自分でまず期限を決めておきます。
人はゴールが見えないと不安になるものです。
自らがゴールを作ることで、「今はこれを頑張らないと」というその期間までの道のりも見えてくるので、客観的に自分の状況も見えてきます。
そして、「ずっと頑張らなければ!」という重荷が無くなるので、肩の力も少し抜けてきます。
職場での人間関係でも、「この人とはここまで行ったらおさらばだ」、と嫌な人との付き合いも、自分の中で期限付きにすることで、少し気持ちに余裕が出てきます。
また、3か月頑張った後には、もしかしたら状況が変わって少し仕事に余裕が出たり、職場で親しい人が出来たりと、意外とまだ続けられるという状況に変わる可能性もあります。
そうしたら、またそこで3か月期限を延ばす、という風に新たなゴールを決め、スケジュールを立て直します。
どうしても仕事や職場環境がツライ場合
上記のことを試してみても、状況が改善されなかったり、どんどん体調が悪くなってしまったりと心身に影響が出る場合は、冒頭で触れたように、最終手段として辞めることを視野に入れましょう。
体調を壊すと、元に戻るまでに何倍も時間がかかります。それは自分だけでなく友人や家族まで悲しくさせます。
無理することが偉いとは限りません。
自分の体が何より大切なので、あまりつらい状況の場合は、休職を願い出たり、転職を考えましょう。
ある日突然仕事を辞めてしまった知人の話
私の働いている職場で、みんなからの信頼も厚く一番頑張っていた人がある日、突然辞めてしまったということがありました。
彼女は新人でありながら、業務内容もすぐ理解でき、テキパキと仕事をこなし、礼儀正しい人でした。
誰が見ても真面目で器量もよく、頼もしい存在だったのですが、ある日突然会社に来れなくなってしまいました。
後から知ったのですが、彼女は頑張ろうと弱音を見せず無理しすぎた結果、精神的に不安定になり、ある日会社に行こうとすると、震えが止まらなくなってしまったそうです。
彼女には厳しい先輩がついていました。
その先輩に対しても忠実で素直な態度で接していましたが、今までずっと我慢していたそうです。
その先輩は、言っていることがよくコロコロと変わり、人によって口調や態度を変える人でした。
そして口が達者で余計な一言も多かった彼女には、誰も注意できず、過去にはその人の周りにいたベテラン社員も辞めてしまったことがあります。
新人の彼女も、その先輩に業務の仕方について細かく注意され、面倒な仕事も全部押し付けられていました。
そつなくこなしている仕事でも、作業一つ一つを注意され、他の課の人から見たら、いつまでも仕事が出来ないように思われるような扱いです。
その先輩が大きな声で注意するのは、自分がデキる人で、新人はいつまでもデキない子、という印象を周りに植え付けるためだったと思われます。
これから先、頼もしく仕事を引っ張っていくであろうとみんなが思っていただけに、彼女が突然会社に来なくなったことを、職場の全員が驚きを隠せませんでした。
このように、ツライ仕事や理不尽な扱いを受け、それでも頑張りすぎるというのは、結局は長くは続かず、途中で電池切れしてしまいます。
または精神をやられてしまったり体を壊してしまう事になります。
いくら周りが悪く、また誰かのせいにしたところで、自分の健康ややる気が元に戻るまでは、とても時間がかかることです。
そんな事にならないためにも、自分で自分の健康な状態を保つ工夫を考えることが大切です。
そうしないと、未来ある、真面目で健康な人たちの体が、仕事や周りの環境、人によって壊れてしまうので、そうならないように早めに手を打っておく必要があります。
まとめ
どんな人も仕事でツライと思うことや、辞めたいと思う事はあります。
しかし、期限を設けることで少し頑張れたり、趣味でストレス発散したり、いつかみんなに話してやろうとネタや人生経験だ、という風にとらえることで、乗り切ることも可能です。
無理はしてはいけませんが、状況を変えられないけど頑張らないといけない時も誰にでもあります。
そんな時は、以上のようなことを試して、乗り切ることを心がけてみてください。
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