簡単にいくらの醬油漬けを作りたい
みなさんこんにちは!
秋、食欲の秋、芸術の秋、皆さんは秋を満喫していますか?
秋といえば、秋刀魚、栗、キノコ類、さつまいも・・・などなど食物が美味しくてたまらない季節ですが、今が旬のいくらも外す事はできません^^
ということで、今回はお家で簡単に作れるいくらの醤油漬けをご紹介します。
いくらって、スーパーで買うと少量でも高いですよね。
家族4人でいくら丼をたらふく食べたい!と思っても庶民には清水の舞台から飛び降りる覚悟でないと買えません^^;
そこで、秋になると生筋子がスーパーに並び出すので、その生筋子でいくら丼を作れば、美味しくて何日分かの大量のいくらの醤油漬けを楽しむことが出来ます。
一見筋子からいくらを作るのって面倒くさくて大変そうに思いますが、ズボラな人でも大丈夫!簡単に作れる方法があります☆
ある百均のものを使うだけで、誰でも簡単に生筋子からいくらの醤油漬けを作ることができるんです☆
ということで今回は、いくらの醤油漬けを簡単に作れる方法をお伝えします(^-^)

鮮度の良い いくらの見分け方
いくらの醤油漬けの作り方をお伝えする前に、スーパーで売られている鮮度のいいいくらの見分け方をお教えします。
美味しいいくらというのは、全体がオレンジ色で粒の大きさが揃っているもの。
なので生筋子を買う時には、この状態のものを選びましょう(^^)
逆に血が混じったような真っ赤な色のものは鮮度が落ちます。
下の生筋子はオレンジ色なので鮮度のいいいくらです。(ちょっとわかりづらかったらすみません)
一方、同じスーパーで並んでいても、下の写真のは全体的に血が混じっているため鮮度が落ちています。
見比べてみると血が滲んでいて色の違いがはっきりわかると思います。
とは言え、仕入れの状況やタイムセールなどでスーパーに並んでる筋子がどれも血が混じってるって時もあると思います。
そういう筋子でも食べられないことはなく、それでもしょうゆ漬けにすれば美味しく食べれるのでご安心を^^
二つとも店頭に並んでいた場合はオレンジ色のきれいな筋子の方を買うことをおすすめします♪
アニサキスを取り除く対策方法
養殖された鮭にはほとんどアニサキスは存在してませんが、天然の鮭にはアニサキスが体内に存在している可能性があります。
なので生筋子から作る場合、しっかりとしたアニサキス対策をする必要があります。
アニサキスを死滅させるには、いくらを60度の温度に1分間つけます。そうすることでいくらについてるアニサキスが死滅します♪
いくらの醤油漬けを作るのに必要な道具
いくら丼を作るには、生筋子からいくらにしたものを醤油などの調味料で漬ける必要があります。
そして、いくらの醤油漬けを作るには以下のものが必要になります。
【いくらの醤油漬けに必要なもの (家族4人×2日分)】
※食材・調味料はおおよその量ですので各家庭に合わせた量に加減してください
- 生筋子 250g
- 40~60度のお湯
- 3%の塩
- 金網
- ビニール手袋
- ボール
- ザル
- タッパー
- 醤油
- 酒
- みりん

美味しくて簡単な いくらの醤油漬けの作り方
それではいくらの醤油漬けの作り方をご紹介します。
1.作業前にゴム製のグローブをする
まず生筋子を取り出すとき素手で触ると手が生臭くなり、石鹸で洗ってもなかなか臭いが取れません。なので手袋をしての作業をおすすめします。
こちらのグローブは、いろんな作業するのに手にぴったりフィットし、しかも丈夫なのでおすすめです。
またアレルギーの原因の一つであるプロテインを含まないニトル(非天然)ゴム製グローブなので手にとても優しいんです。
また耐油性にも優れ、細かい作業など様々な用途でお使いいただけます。
百均のものに比べるとちょっとお値段は高いですが、私のように手が小さい人は特に、百均の薄手でSサイズと謳っているものでさえブカブカなのですが、このグローブだと小さい手にもしっかりフィットしてくれます。
2. 40~60度のお湯に塩を入れ筋子をほぐしていく
ボールに40~60度のお湯を張り、その中に3%の塩を入れて天然のサーモンが育った環境と同じ塩分濃度を作ります。
お湯の温度についてですが、購入した筋子にアニサキスの心配がない場合は、40度程度のぬるま湯でも大丈夫だと思います。
でも近年は、アニサキスによる食中毒のニュースで気になる人も多いと思うので、安心して食べるためにも60度のお湯に1分間ほど浸けることをお勧めします。
塩分濃度3%のお湯を張ったボールに、スーパーで購入した生筋子を浸していきます。
お湯に浸すことで、表面の膜や筋子がバラバラに取れやすくなります。
ここで筋子が温度で白っぽく変色しますが気にしなくて大丈夫です。
お湯に浸けるとイクラが白く変色する理由
イクラはお湯に浸けると白っぽく変色します。
その理由は、イクラに多く含まれるたんぱく質の粒子が反応して凝固するためです。
時間が経つと元の色に戻るため、ここで白くなっても気にしなくて大丈夫です。
天然のいくらと人工いくらの見分け方
お湯をかけてみる
いくらには天然のものと人工のものがあるのをご存じでしょうか?
この見分け方は簡単、天然のいくらは、お湯をかけた時に成分のたんぱく質が反応して白くなります。
逆にお湯に浸したときに白くならなかった場合は、おそらく人工いくらの可能性大です。
いくらを転がしてみる
いくらをまな板の上で転がしてみた時に、いくらの目玉が動かなければ天然です。
もし目玉が動いてたら人工いくらと言われています。
筋子をほぐす金網はどこで売っている?
ぬるま湯に浸かっている生筋子を触るとぶよぶよしていて、すぐ潰れてしまうような気がしますが、意外と弾力があって、そのままくっついている筋子を手で押すように外すとポロポロと取れていきます。
これだけだと、まだほとんどの筋子はくっついたままなので、今度は取りきれない筋子(というか、この時点ではほとんど取れていない状態ですが)を、金網を使って取っていきます。
金網は、DAISOやSeriaなどの100円ショップに売っています。調理道具のコーナーにあったり、あるいはキャンプ用の道具が売ってるコーナーに置いてありました^^
金網は正方形や長方形、丸形のものなどいくつかの形があり、サイズも何種類かあるので、自分が使いやすいと思うものを選んでください。
もしお近くの百均に置いてない場合はこちら
3.金網に生筋子を擦り付けポロポロと外していく
綺麗に洗った金網を大きめのボールの上に置きます。
金網の上に生筋子を置き、片手で金網をしっかり押さえたまま網の上の筋子を擦り付けながら擦っていきます。
すると、どんどん面白いように筋子が一粒ずつ下のボールに落ちて取れていきます。
このように面白いように筋子がほぐれてポロポロ取れていきます。
4.まだ膜にくっついている筋子は手で削ぎ落としていく
ここである程度擦り付けて落としていくと膜と筋子がくっついてる部分があるので、それは手で削ぎ落とすようにして下のボールに落とします。
ここでもある程度力を入れて削ぎ落としても、いくらは思いのほか潰れず取れていきます。
5.流水で数回に分けて洗う
ボールに移しきった筋子を流水で数回洗います。
お湯はもう使わず、あとは水を使います。あまりお湯に浸してしまうと、今度はいくらがつぶれやすくなってしまいます。
6.ザルに移し水気を切る
流水で洗ったいくらをザルに移して水気を切ります。
ここでもまだいくらが白っぽくなっていますが、気にしなくて大丈夫です。
7.いくらを容器に移す
洗ったら、タッパーなどの容器にいくらを移します。
8.漬けダレの調味料を入れる
いくらの入ったタッパーに下記の調味料を入れます。
お酒
みりん
醤油
私は購入したいくらの量によって調味料を目分量で入れてしまってます。
大体お酒は大さじ2、みりんは大さじ1、醤油は結構色濃いなーと思うくらいの量を醤油差しでドボドボ入れてます^^
9.1晩か2晩寝かして味を染み込ませる
1〜2日ほど冷蔵庫に入れて寝かせますzzz
1日経ったいくらはこんな感じです。
醤油が染み込んでる感じがたまりません^^
いくらの醤油漬けの保存方法と保存期間
タッパーに入れたいくらの醤油漬けは、冷蔵保存で約4~5日程度持ちます。(季節によって違いますので夏場は早めにお召し上がりください)
10.いくらの醤油漬けを美味しくいただく^^
着けてから1〜2日後が食べ頃です。
どんぶりにご飯と溢れんばかりのいくらを贅沢に乗せましょう。大葉も添えて🍃
毎日ちょっとずつご飯にいくらをかけて食べてもプチ贅沢な感じです^^
黄金のプチプチ感がたまりません(o^^o)
そして、程よく塩味のあるいくらのおにぎりにしても^^
というわけで、簡単で美味しい いくらの醤油漬けの作り方を紹介しました!
皆さんもぜひ試してみてください♪


コメント