前回のレッスンの時に、私は先生が何度も指導してくれるアドバイスに反した思い込みをしてしまいました。
それで一瞬先生の表情が暗くなったように感じてしまった。気のせいかもしれないですが。
私は、ピアノを趣味にしていて手が届かない、自分の小さい手のことにかなりコンプレックスを持っている。
一般的に、不利と言われてる小さい手でピアノを弾くということ、これを肯定した上で教えてくれているのは、今の先生だけです。
それまで習った他の先生方は、私が挑戦したい曲を伝えてもハッキリ無理という反応で。
それはやはり手の小ささを見てのことで、言葉で伝えるというよりも、表情や態度から無理だと語っていた。
でも、変なところで諦めの悪い私。
前回の記事でも書いたように、小さい手なりの弾き方や、指のストレッチの仕方などを色々調べたりして、実際いろんな難曲を弾いてる人を見ては希望を見出し、諦めずにいた。
それが効率悪い、いつまでも届かない和音の練習をしていたことに繋がるのですが。。(⌒-⌒; )
そんな感じで届かない和音練習をしていて、ふと思ってしまったのである。
これは、先生にとうとう「弾けない」と言われてしまうのでは。。。と。
先生は普段とっても優しい。
けど、ベートーヴェンのピアノソナタに取り掛かることになったことで、「こんな手が小さいとは思ってなかった、これじゃ弾きたい曲弾くのは難しい」
なんて、ついに言われる日が来てしまうのではないか、と。
そう、勝手な思い込みです(⌒-⌒; )
私のコンプレックスの闇は意外に深かった模様(笑)
レッスンで、先生が音を省いたり弾きやすい和音に弾き直す、というクラシックの「こうじゃなきゃ!」という思い込みを取っ払ってくれた唯一の先生。
その先生に、つい私が不安に感じてた気持ちをこう言ってしまった。
「私てっきり、“まさかこれほど届かないとなるとちょっと弾きたい曲は難しいですよ” なんて言われるんじゃないかと思ってたので、先生が音省けば目標にしてる曲も問題ないって言ってくれて安心しましたー⭐︎」
と心のままに伝えたところ、
「え。
今までの私の教え方でそう思ったんですか?」
と、先生絶句。
あ。
なんか、もしかしてすごく先生に大して今失礼だったかな。。。とハッとしてしまった。
手が小さくても大丈夫とこれまで何度も言ってくれてるのに、信じてないみたいな言い方になってしまった。
先生を信じてないのではなく、自分が小さい手の持ち主以上に小さい手で小指の小ささが半端ないんですー、だからついそう思ってしまったんです💦 そんじょそこいらの小さい手の人とは違うほど、私の手が小さいもんだから〜、と
心の中ですごい言い訳(⌒-⌒; )
きっと先生も、そこまで私の手や指をまじまじと見てはいないから、この小指の小ささを目の当たりにしたら「いや〜厳しいですね」なんて、今までの大丈夫だなんて考えが覆ってしまうのでは、ってまた勝手な思い込み。
でも本当反省。
先生は何度も何度も、
「小さい手は問題ではない」とか、「音省けばラフマニノフの曲でもなんでも弾ける(なんて曲言ってたか忘れました💦)。指の短さとかでなく、瞬時に開いて閉じるという瞬発力を養う練習をしっかりすれば大丈夫です」
って言ってくれてます。
なので、前回の記事でも誓ったように、音を省いて省いて省きまくるつもりで(笑)、これからは曲に臨もうって決意をあらたにしました(^-^)
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