大人は懐かしい 子どもには新しい昭和のお菓子 江崎グリコ コメッコホタテ味
みなさんこんにちは!
突然ですが、江崎グリコの「コメッコ」と言うお菓子をご存知でしょうか?
こちらです↓
大人の方は、小さい頃によくお菓子売り場で目にした商品だと思います。菓子名を聞いてつい懐かしく思う人もいるのではないでしょうか?
つい先日、私はAmazonで箱買いしてしまいました(⌒-⌒; )
私は子供の頃からこのコメッコが大好きでした。
コメッコ ホタテ味はお米スナック系のお菓子
コメッコのホタテ味は、ホタテパウダーという、ホタテから取れたホタテパウダーが全体にまぶされているお米系のスナック菓子です。
ホタテ味というのは他のお菓子では見かけない珍しい味なので、それだけでも興味が湧いてきますよね。
コメッコホタテ味の虜になった私
ホタテ味と言う、あまり聞かない味自体が考えてみるととても不思議なのですが、発売当時私は子供だったので、そんな味のことなど深く考えず、それこそ鬼滅の刃の煉獄さんのごとく「うまい うまい!」と言いながら夢中になって食べていました。
今でもこのホタテ味のコメッコが大好きですが、いつしかスーパーやコンビニ、駄菓子屋さんなどでも全く見かけなくなってしまいました。
なので、いつの間にか存在を忘れていたのですが、数ヶ月前にふと寄った「おかしのまちおか」で懐かしいパッケージが目に止まったんです。
それは、紛れもなく私が子供の頃大好きだったホタテ味のコメッコでした。
ただ昔と違う袋のパッケージになって販売されていました。
昔は確か、もう少し大きめで外装が四角い箱だったような記憶があります。
現在は細長い袋に入っており、化粧ポーチくらいの大きさという感じになってます。
そしてコメッコのお菓子のサイズも昔に比べて一回りほど小さくなっている気がしました。
昔はもっと1枚が大きかった記憶があります。
だからその分外箱も大きかったと考えればまあ納得です。
またパッケージのデザインは、赤が基調の明るくポップさがあり、こちらは当時のイメージと似ている気がします。
コメッコホタテ味のパッケージデザイン 昔と今
気になったので、当時と現在のパッケージの違いを調べてみました。
昔のコメッコ
やはり箱型でした^^
コメッコに目と口を描いたキャラクターの存在も可愛らしく、子どもに人気が出そうなデザイン、また全体的にレトロ感が漂ってます(^。^)
今のコメッコ
現在のコメッコのパッケージは色がより鮮やかになったことで美味しさをよりダイレクトに感じさせます。
また文字スタイルも昔より大人を意識したデザインになっています。
気づいたのは、昔も今も「ノンフライ」であるということがパッケージで明らかになりました。
今ならカロリーオフや健康志向の高い人が多いのでノンフライの製法というのはわかりますが、発売当初の昭和の時代からノンフライというのは意外でした。
パッケージは昔と今で変化していますが、肝心のコメッコの味はというと当時と全く変わっていません。
この、よくわからないホタテという味といい食感といい(←褒めてます)、懐かしくてやはり美味しい。
久しぶりに食べた私は、昔の味そのままだったのが何よりも嬉しく、ふと子供の頃を思い出していました。
コメッコホタテ味の美味しさの秘密
コメッコの製造・販売会社
江崎グリコ ←クリックするとHPに飛びます
原材料
うるち米(アメリカ産、国産)、食物油脂、ホタテシーズニング、ごま、粉末しょうゆ、ホタテエキスパウダー、でん粉、砂糖、こんぶエキス、えびパウダー、加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香料(一部に小麦・えび・大豆・ごまを含む)
発売時期
1973年
コメッコの値段
まとめ買いだと安くなり、私が調べた時点でコメッコが売っているお店「おかしのまちおか」では1個税込み96円、Amazonだと30個入りのまとめ買いで1個税込み89円でした。
なので、一気にまとめ買いしたい人にはAmazonでの購入の方がおすすめです。(2022年1月現在のお値段です)
コメッコの形
コメッコは一見三角おにぎりのような形で、これはおそらくホタテ貝が閉じている形を表しているんだろうなと思います。(あくまで想像)
現在の小さめのサイズは小さい子にも食べやすく、大切に一枚一枚食べるもヨシ、一気に3つくらい重ねて食べるもヨシ。その食べ方はあなた次第(笑)
コメッコの種類
ホタテ味のコメッコが代表的ですが、現在では「のりわさび味」というのも販売されています。
ちなみにこちらも形はホタテ味と同じ三角です。
興味のある方はのりわさび味もぜひ試してみてはいかがでしょうか^^
コメッコホタテ味の感想
このコメッコのホタテ味を食べるにあたり、まず本当にホタテの味がするのか、と疑問を持たれる方もいるかもしれません。
子供の頃に何も気にせず食べて美味しいと感じていた、その感覚が私の全てのため、ホタテの味がしてるかどうかというところはもはや私にとっては本来どうでもいいことなんです。
ただただ美味しい。その事実だけです。
ホタテの味は、おそらく正直言ってしない気がします。
というか、ホタテの味っていまいちしっかり思い出せません。
ホタテって、海の味覚はなんか感じるけれど、具体的な味というとはっきりしていないというか、あんまり味がない気がします。バター醤油などで焼いたホタテ、香ばしく醤油で焼いたホタテを想像すれば、調味料と合わさったホタテの美味しさが格段に口の中に広がるのが想像できる、
ホタテってそういうものな気がします。
コメッコのホタテ味は、もしかしたらそんな調味料と合わせたホタテ味を思い起こせば、ホタテを味わっているような気分になるかもしれません。
コメッコホタテ味の食感
本来のホタテというものは、ホタテを覆っている貝殻はとても硬いですが、食べる方の肝心のホタテはとっても柔らかいです。
そのホタテとは真逆で、コメッコはお米で作られたスナックなので食感は硬めです。
なので、そもそも食感が本物のホタテとは違いすぎるため、コメッコホタテ味を食べて、ホタテを食べた気になるということは難しいと思った方がいいかもしれませんね。(結局)
ですが、コメッコはしっかりホタテパウダーにまぶされているのは事実であり、兎にも角にも味が美味しいのは間違いないので、ぜひまだ食べてない人は食べてみて欲しいです(^。^)
コメッコには幻の?「黒潮コメッコ」というものが存在するらしい
幻?の「黒潮コメッコ」
初めてコメッコホタテ味を食べた我が子の感想
ある日私は、我が子(高3)に初めてのコメッコホタテ味を食べさせてみました。
自分の中でコメッコのホタテ味ほどに、美味しいお米系スナック菓子はないだろうと思っていたので、久しぶりにコメッコを買った時に我が子にめちゃめちゃお勧めしてみた次第です。
高校生の息子は、目を輝かして勧める母の姿に素直に応じ、コメッコを一口。
すると食べてすぐに息子は言いました。
「はい、おいしくない」
そう言って、私に袋ごと返してきました。
私は信じられませんでした。
その瞬間、バズ・ライトイヤーの如く、その場で「うそだーーーーーーーっ」 とのけぞり叫びました。
正直、今はバラエティ豊富な美味しいものや珍しいものを味わっている現代っ子が、この美味しさを目の当たりにした時、昔のお菓子メーカーの技術に恐れおののくに違いない、と私は確信を持っていました。
そんな気持ちの中、息子の反応を見守ったのですが、、、
予想だにしない反応が返ってきたことに、その後しばし言葉を失ってしまったのは想像に固くありません。
さらに息子はこう付け加えました。
「じゃがりこの方が美味しい」
え。。。。。。。
いやいやいや、
じゃがりこ、確かに大ヒット商品のロングセラーです。
ですが、私はじゃがりこを、不味いこそ思わないが、美味しいと思ったことは一度もない。。。
それぞれの好みといったらそれまでですが。
画して、じゃがりこの方が美味しいと思う息子と私は真っ向から対立することとなりました。
というのは冗談ですが…
どれくらい時間が経ったことでしょう。
気がつくと数分は過ぎていた気がします。
ハッと我に帰り気を取り直しました。
私は母親、いつまでも子供の前でボーっとしているわけにはいかない。なんせ、自分の分のコメッコをまだ食べてる最中だったからです。
気を取り直し、現実を見据え私は大好きなコメッコをまた食べ始めました。
そして懐かしのコメッコの味を再度噛み締めた私は、それからというもの頻繁にコメッコを求め、家の近くにある「おかしのまちおか」へと足を運ぶのが習慣になったのはいうまでもありません。
再び息子にコメッコを食べさせてみた結果
初めてのコメッコを味わった息子のその時の感覚が信じられず、私は性懲りも無く数週間ほど空けて、ある日さりげなくダイニングにコメッコホタテ味を置いたまま外へ繰り出しました。
家に帰ってみると、ダイニングにあったコメッコホタテ味がなくなっている。
家にいたのは息子ただ1人。
私は確信しました。美味しくないとあの時言っていたが、しっかり今回食べていた息子。しかも袋ごとなくなっているではないか。
これは紛れもなく、息子がコメッコを平らげたと言うことに他ならない。
そう、初めての息子のコメッコ体験では、高3という思春期ゆえの私への反抗心から出た「美味しくない」だったに違いない。
美味しくなかったら食べないはず。
お腹が空いていたという可能性も捨てられないが、不味かったなら、他のものを食べればいいだけだと思う。
息子は私に「美味しい」とまでは言わなかったのだが、コメッコ一袋をまるまる平げたことによって、少なからずコメッコホタテ味を気に入ったことを、結果的に私に伝えることとなったわけである。
コメッコホタテ味の販売店 お菓子の宝庫 「おかしのまちおか」
仕事帰り、我が家に向かう途中のちょうどいい所に「おかしのまちおか」があります。
その「おかしのまちおか」に、私の大好きなコメッコが置いてある。
店内はこじんまりとしているので、探すのに苦労しないちょうどいい広さ。
それでいてお菓子の種類は数え切れないほど所狭しとたくさん陳列され、コメッコだけでなく、普段スーパーやコンビニでは出逢えないような懐かしいお菓子や目新しいお菓子が隙間なく埋め尽くされていて、まさに「お菓子の宝石箱やー」と言う感じです。
コメッコホタテ味の在庫がない時も
おかしの種類が豊富な「おかしのまちおか」ですが、大好きなコメッコを求めるのは決して私だけではないようで、懐かしくて私のように手に取る人や、子供がはじめての「ホタテ味」のお菓子を食べて虜になったのかはわからないが、コメッコホタテ味がお店に置いてない時が結構ある。
一度店員さんに恥ずかしさを振り切って「コメッコ置いてありますか?」と聞いたところ、「売り切れてていつ入ってくるか未定です」と返事が来たことがあります。
そしてまた、在庫はあるものの毎回決まった場所にコメッコが置いてないこともあり、時には店頭にあったり店の奥にあったり、あるいは目立たない箇所にひっそりと数個ほどS字フックで引っ掛けてあることもあります。
なので、本当に宝箱というか、おかげで宝探しのような感覚を味わっています。
なので、おかしのまちおかに必ず毎回在庫が置いてあるわけではないので、宝探しのつもりでコメッコ探しを楽しんでみる、というのもまた一興なのでおすすめです(^。^)(店舗によりけりの可能性もあります)
おかしのまちおかの詳細
1997年12月に1号店がオープンしてから、現在では都内を中心に150店舗以上展開。リーズナブルな値段でご提供していますので、両手に抱えるほどお買い求めいただくお客様もたくさんいらっしゃいます。
「お菓子で人の心を豊かにする」、『おかしのまちおか』にご来店いただき「お菓子」の世界をお楽しみください。
お子様からご年配の方まで男女を問わず喜んでいただけるお店が、『おかしのまちおか』です。(おかしのまちおかHPより引用)
おかしのまちおかの店舗情報
まとめ
コメッコは、昔懐かしのスナック菓子でありながら、2022年となった現在食べても全く古臭さはなく、むしろ当時斬新だったホタテ味という類まれなる味覚が堪能できる、食べ出したら止まらないお米系スナック菓子です。
懐かしいと手に取る大人の方も、まだコメッコホタテ味を経験したことがない若い子たちもぜひ、見かけたら手に取って食べてみてください♪
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