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帯状疱疹と水ぼうそうワクチン徹底解説!予防法と費用も紹介

帯状疱疹 健康
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はじめに

帯状疱疹や水ぼうそうについて、予防策や対応方法を調べている方は多いのではないでしょうか。私自身も数年前に帯状疱疹を経験し、その痛みに悩まされました。記事の中盤でその経験について少し語っています。

帯状疱疹は、免疫力が低下する50歳以上で発症率が急増すると言われていますが、20~40代の若い世代でもストレスや過労、体力の低下がきっかけで発症することがあります。
この記事では、その体験も交えながら帯状疱疹や水ぼうそうの予防について調べたことを詳しくお伝えしたいと思います。

帯状疱疹と水ぼうそうの関係

帯状疱疹は、水ぼうそうウイルス(VZV)が原因です。一度水ぼうそうにかかると、ウイルスは体内に潜伏し続けます。そして、ストレスや免疫力の低下によって再活性化すると帯状疱疹として現れます。

また、50歳以上の方では自然免疫力が低下するため、帯状疱疹のリスクが急激に高まるそうです。
免疫抑制状態や病気による影響により、小児や20~40代の若年層でも発症するケースがあります。

また、以前は一度かかると二度とかからないと思われていた帯状疱疹ですが、決してそうとは限らず、何度でも掛かる可能性があります。
実際私の母は帯状疱疹に3度かかってしまいました。

水ぼうそうにかかったことがない人は帯状疱疹になることはありませんが、水ぼうそうワクチンを受けた場合でも、稀にウイルスが体内に潜伏する可能性があるとのことです。そのため、ワクチン接種後でも帯状疱疹が発症するリスクはゼロではありません。

帯状疱疹はどの年齢で発症しやすいのか?

帯状疱疹は、以下の年齢層で発症リスクが異なります:

  • 50歳以上:発症率が急激に増加する年代です。免疫力の低下が原因で、日本人の3人に1人が生涯で帯状疱疹を経験すると言われています。
  • 20~40代:若い世代でも、ストレス、過労、体力低下などがきっかけで発症することがあります。特に妊娠中や大きな病気の後は注意が必要です。
  • 小児:水ぼうそうにかかったことがある子どもが発症することもありますが、非常に稀です。免疫不全の病気や治療が要因となることがあります。

どの年齢でも発症する可能性がありますが、特に免疫力が低下する状況でリスクが高まります。

水ぼうそうワクチンと帯状疱疹ワクチン、どちらを受けるべき?

以下の表を参考に、年齢ごとにどのワクチンが推奨されるか確認してください。

年齢 推奨ワクチン 理由・補足
0~12歳 水ぼうそうワクチン(2回接種) 水ぼうそうの予防が最優先。子どもの定期接種として推奨。
13~49歳 水ぼうそうワクチン(2回接種) 水ぼうそうにかかったことがない場合、成人での重症化を防ぐために接種が必要。
50~64歳 帯状疱疹ワクチン(シングリックス:2回接種) 加齢による免疫低下で帯状疱疹のリスクが上昇するため。
65歳以上 帯状疱疹ワクチン(シングリックス:2回接種) 重症化リスクが高まる年代。2025年度以降は定期接種の対象。

私と家族の体験談

帯状疱疹になった女性

30代のとき私は帯状疱疹を経験しました。その時、精神的に強い疲労感とストレスを感じた出来事があり、その直後に発症したことを今でも覚えています。最初は片側の脇から背中にかけてポツポツとした赤い湿疹が現れ、かゆみが少し気になる程度でした。
しかし、数日後にズキズキとした痛みが伴っていたため、なんとなく耳にしたことがある帯状疱疹のことを疑い皮膚科を受診したところ、帯状疱疹と診断されました。
早めに抗ウイルス薬を処方してもらったことで症状は悪化すること無く回復していきましたが、皮膚の跡が完全に消えるまで数年かかり、疲れが溜まったときやストレスを感じたとき、また気圧の変化があるとチクチクとした痛みを感じることが数年に渡ってありました。アラフィフになり痛みを感じることはほぼ無くなっています。

帯状疱疹の診断が遅れるとどうなる?怖い後遺症の懸念

帯状疱疹は発症してから数日経っての受診や、診断が遅くなる、また症状が出る場所により重症化してしまうリスクもあります。
目や顔面に現れる場合は、失明や顔面麻痺の危険もあり、後遺症が残ってしまうこともあると聞きます。
自分の経験と帯状疱疹の特徴を知ったことで家族全員、まずは水ぼうそうワクチンを接種しようということになりました。
子どもたちも夫も、幸い水ぼうそうになったことがなかったため、水ぼうそうのワクチンを打つことで、帯状疱疹にかかるリスクを大幅に減らすことが可能ということを知ったためです。

 

予防接種について

水ぼうそうワクチン

  • 対象年齢:子どもから成人まで。特に水ぼうそうにかかったことがない方に推奨。
  • 接種回数:2回接種が推奨。(1回目から4〜8週間あけての接種を推奨。)
  • 摂取できる病院:皮膚科・内科
  • 水ぼうそうワクチンの価格:
    1回あたり 5,000~10,000円 程度(医療機関や地域による差あり)。2回接種が推奨されているため、総額 10,000~20,000円 程度が目安。

帯状疱疹ワクチン

  • 対象年齢:50歳以上が推奨。
  • 接種回数:
    シングリックス(不活化ワクチン)➡2回接種(1回目から2カ月後を推奨)。
    ゾスタバックス(生ワクチン)➡1回接種
  • 摂取できる病院:皮膚科・内科
  • 帯状疱疹ワクチンの価格:
    シングリックス(不活化ワクチン)➡1回あたり 20,000~30,000円。2回接種が必要なので、総額 40,000~60,000円 程度。
    ゾスタバックス(生ワクチン)➡1回接種で 10,000~20,000円 程度。

帯状疱疹ワクチンは近年シングリックスが主流

帯状疱疹の予防接種として、現在ではシングリックス(不活化ワクチン)が主流となってるとのこと。
以前はゾスタバックス(生ワクチン)もよく使われていましたが、シングリックスは、帯状疱疹の発症を90%以上予防するとされており、その効果と持続性(高齢者でも10年以上の予防効果)が評価されているため多くの医療機関で推奨されています。

50代からの発症リスクを防ぐ 帯状疱疹にかからないための予防法
帯状疱疹は、免疫力が低下する50歳以上で発症リスクが急増すると言われています。でも、少しの意識と行動でリスクをぐっと減らすことができるんです。 この記事では、帯状疱疹の予防法を「簡単で続けやすい」視点でご紹介します。無理をせず、できることから始めてみましょう!

まとめ

帯状疱疹や水ぼうそうは誰にでもリスクがある病気ですが、ワクチンで予防することが可能です。
特に50歳以上の方は帯状疱疹ワクチン、若年層の方は水ぼうそうワクチンの2回接種を検討しましょう。接種に迷った場合は、かかりつけ医に相談してみてください。少しでも通常の湿疹と違ったり、湿疹が見えなくても体の片側だけに痛みを感じたら、帯状疱疹を視野に入れて受診することをおすすめします。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。具体的な健康状態や予防接種に関する判断については、必ず医療機関やかかりつけ医にご相談ください。
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